リターナブル食器の洗浄
乾燥ユニットDMX
衛生的で清潔なプラスチック製のリターナブルな食器。最適な乾燥機能で、速やかにスタッキング可能にします。リターナブル食器の洗浄向け乾燥ユニット。迅速で完璧な乾燥結果をお求めのお客様に。
サステナビリティを意識したプラスチック製のリターナブル食器での飲食。タンブラーやボウルに。メニュープレートやバーガーボックス、アイス用カップに。盛り付けられ、提供され、また戻って来ます。そして、次々にラックが食器洗浄機に入っていきます。その後は自然乾燥させる時間や場所がないため、ラックは直接乾燥ユニットに移動します。2 分後には乾燥が完了し、リターナブル食器はすぐに積み重ねて収納することができます。完璧な洗浄と乾燥結果:ウィンターハルターのリターナブル食器用洗浄システムで。
乾燥ユニットが有用なケースは?
サステナビリティを意識したプラスチック製のリターナブル食器で飲食を提供する飲食店がますます増えてきています。理由の一つは安全性で、ガラスの破損とそれによる怪我のリスクを最小限に抑えるためです。もう一つの理由は、今や多くの国々で包装材削減に関する法規制があり、飲食店やテイクアウト部門も影響を受けているからです。ウィンターハルターは、リターナブル食器を導入し、乾燥結果にも高い要求を持つ全ての飲食業者向けに乾燥ユニットDMXを開発いたしました。
リターナブル食器の洗浄のための2つのソリューションの比較
リターナブル食器の洗浄で最高の乾燥結果を得るために、ウィンターハルターは当初から食器洗浄機とラック並びにプラスチック材料専用のケミカル類の効果的な相互作用を意図したシステムソリューションにかけていました。最上級の要求にも応えるため、リターナブル食器の洗浄システムに第4のコンポーネントである乾燥ユニットDMXを加えました。これにより「素晴らしい」乾燥結果が、「完璧な」乾燥結果に変わります。その秘密は、完全な乾燥に相当するほど残留水分がほとんどないことにあります。
リターナブル食器用洗浄システム 乾燥ユニットなし |
リターナブル食器用洗浄システム 乾燥ユニット付き | |
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使用例
| 一日中、リターナブル食器を積んだラックそれぞれに対応。 | リターナブル食器をラックごとに新品同様に洗浄 |
乾燥結果
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ユニット仕様
本乾燥ユニットは、PTシリーズのパススルータイプ洗浄機およびUCシリーズのアンダーカウンタータイプ食器洗浄機でリターナブル食器を洗浄することを想定して開発されました。室内環境や利用可能なスペースに応じて次の 3 種類のユニット仕様からお選びいただけます。パススルー、コーナー設置、フロントローディング。どの仕様も通常のラック寸法 500 x 500 mm と 500 x 600 mm に対応しています。
パススルー
PTシリーズのパススルー食器洗浄機と組み合わせたカウンター上設置
- 設置:乾燥ユニットをアウトレットテーブル上に設置、向きも選択可能です
- 操作:ラックは食器洗浄機から一直線に乾燥ユニットに押し込まれ、取り出されます
- 利点:スムーズなワークフロー
コーナー設置
PTシリーズのパススルー食器洗浄機と組み合わせたコーナー設置
- 設置:乾燥ユニットをコーナーテーブル上に設置、向きも選択可能です
- 操作:ラックは食器洗浄機から一直線に乾燥ユニットに移動し、コーナーを経由して取り出されます
- 利点:省スペース設置
フロントローディング
UCまたはPTシリーズの食器洗浄機と組み合わせた独立型
- 設置:乾燥ユニットは防水パンと共に既存のテーブルの上に設置
- 操作:ラックを洗浄後、前方から乾燥ユニットの中へいれ、乾燥後再びそこから取り出します
- 利点:設置場所を自由に選択可能
乾燥プログラム
洗浄物の量と利用可能な時間に応じて室温の空気乾燥か温風乾燥のいずれかを行えます。そのために3つのプログラムが用意されています。
エコ | スタンダード | マルチラック | |
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スタート
| 自動(ラック検知式) | 自動(ラック検知式) | 手動(ボタン式) |
乾燥 | 送風 | 温風(約75/55 °C) | 温風(約75/55 °C) |
所要時間 | 300 秒 | 120 秒 | 120 秒 |
消費電力 | 0.012 kWh | 0.166 kWh | 0.166 kWh |
技術と操作手順
ウィンターハルターの乾燥ユニットDMXには上下に1つずつ乾燥ユニットが備えられています。上部ユニットでは循環ファンによって空気が上から洗浄物に当てられます。このようにしてリターナブル食器の外側を乾かします。下部乾燥ユニットでは新鮮な空気が圧力ファンによって空気分配パイプに送り込まれます。ここから、空気は下から洗浄物の内部へ流れ込み、タンブラーやボウルなどの空洞のある洗浄物も内部まで完全に乾かします。
〈スタンダード〉と〈マルチラック〉のプログラムでは、空気が上部で 75 °C、下部では 55 °C に熱せられます。こうすることで、わずか2分でリターナブル食器を完全に乾燥させることができます。〈エコ〉プログラムでは乾燥ユニットは室温の空気を利用するため、乾燥時間が 5 分間になります。これによりエネルギー消費量が最小限に抑えられます。